■ 書架の中への並べ方 ■○書架の中の、図書の並べ方は、「左から右へ、上から下へ」がルールです。
図書を書架に並べることを、図書館の用語で排架(配架=はいか)といいます。
排架の約束で、書架のたな板の区切りをひとかたまりにして並べて行くのが基本です。
図書館の書架は、大体90センチの幅になっています。これは、書架の前に立ったときに、体を大きく動かさないでも、棚(たな)全体を見渡すことが出来るからです。
この一枚のたな板に合わせて図書を並べていくのです。
図書を並べる方向についての原則は、普通は、左から右へ、上から下へと並べていきます。一枚のたな板が一杯になったら、その下のたな板に移り、左から、同じように右に向かって図書を並べていきます。このようにしてつぎつぎに一枚の棚板が終わるたびに下の段のたな板に移り、一番下のたな板が一杯になったら、そのたな板の右側の一番上のたな板に移ります。ちょうど、アルファベットの「Z」の文字を書くように並べていくのですね。
配架して、図書の分類のひとまとまりが終わったら、たなの余裕を見て、ブックエンドや仕切板などで、10〜15あるいは20冊程度は隙間をあけましょう。
次に同じ分類の図書が入ってきたときに、棚の余裕がなかったら、入れることが出来ませんね。