A : なりません。
学校における例外措置が拡大されたためです。平成15年6月の著作権法の一部を改正する法律の成立によって、学校現場での著作物の利用を円滑にするために著作権者の了解を得ずに著作物を利用できる例外が拡大されました(平成16年1月1日施行) 気になることは文化庁の著作権課などに問い合わせてみましょう。 文化庁著作権課 http://www.bunka.go.jp/ A : 学校の年間行事に合わせて学校独自に読書週間を決めているところは多いと思います。その他に、社会的に認知されている記念日をきっかけにしてはいかがでしょうか。
たとえば、4月23日は「子ども読書の日」で、その日から読書週間が始まります。またその日は、「サン・ジョルディの日」で、昔、サン・ジョルディが姫君を助けるために悪獣を倒し、流れた血がバラになったという伝説がもとになっていて、スペインでは本とバラを贈りあう習慣があるそうです。また、6月11日の学校図書館の日に本の歴史や製本などに挑戦する企画をたてるとか、6月19日は 学校図書館に親しみと興味を持って足を運んでくれるようになるような年間を通しての計画をたてると良いのではないでしょうか。 A : 限られた場所と予算ではなかなか目新しい物はむずかしいでしょう。お金と手間をかけない方法をいくつか考えてみました。まず、本を置いている机に布をかけるなどして雰囲気を変えてみましょう。展示を変えた時には全く違う色に変えると雰囲気も変わります。また、布の下に箱を置くなどして高低差を作り全体を立体的にするのも良いでしょう。その他に、地元の博物館などから実物やレプリカを借りてくるのも良い方法でしょう。相談するといろいろな物が借りられます。戦時中の品物を借りてきて、戦争の本と並べると印象深くなります。
A : 子供向け、父兄向けなどわけるのが理想的ですが、無理でしたら、読書に関しての知識など父兄に向けてのミニコーナーを作るのも一つの手かもしれません。中学校では、図書委員が作るお便りも魅力があります。紙面の半分は図書委員が他生徒に向けて、残りの半分は父兄向けに先生が作るというのも一つの方法です。
A : 中学生はちょうど友だちが気になる時期です。ですから図書委員が活発に動いてくれれば、他の生徒も図書室に目を向けるきっかけにもなります。本の整理や修理、カウンター業務のほかに、図書館だよりを作ってもらったり、おすすめの本のコーナーを作ってもらう事が考えられます。図書館だよりについては、利用者と本を結ぶということは頭においてもらう必要がありますが、先生では気がつかない視点の内容になりおもしろいものができます。おすすめの本のコーナーは、場所だけを決め一年間任せてみましょう。
A : 図書委員が進んで活動できるようにしたいものです。たとえば、「図書委員専用」のボックスを用意するというのも良い方法です。箱は、適当な大きさの空き箱でかまいませんが、図書委員専用と書いておきます。中には、はさみ、のり、色画用紙、折り紙、など自由に使えるように準備しておきます。季節感を感じるものなど、上手につくってくれることでしょう。時間があけば、進んで制作してくれるようになるでしょう。
A : 図書館の活動計画は、各学校の事情によって、どんな活動をするか、それをどんな規模でいつやるのかが異なってきます。
ここでは、多くの学校で取り上げられている活動を紹介します。
A : 図書委員会の活動には、当番制による常時活動と、係ごとに行う活動があります。
<常時活動> <係活動>
<図書委員会による活動>
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