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学校図書館Q&A

E. 読書指導

上記以外のご質問がある方は、こちらのフォームをご利用ください。




A : 種類にもよりますが、個人で揃えるのは難しいかもしれません。しかし、パネル布を買って、段ボールや発砲スチロールなどに貼るだけでもパネル板を作ることが出来ます。それを、黒板やホワイトボードの溝に立てかければ良いのです。大きさも自由に作れるので意外と便利です。パネル布でなくてもネル布で代用することも出来ます。絵人形にするPペーパーとパネル布があればどんな場所でも可能なのです。

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A : 物語の世界に入り込んでもらって、想像力かきたてるためには、講習会で勉強された方法が良いと思います。それを十分理解したうえでの話ですが、学校図書館は公共図書館のお話会とは違い、いろいろな子どもたちがいます。読み聞かせを体験してきた子どもばかりとは限りません。その中での読み聞かせですので、方法にこだわらず行うことも大切ではないでしょうか。お話だけに集中してもらうときもあれば、途中、子どもに問いかけたり、どうしても喋りたい子を無視することなく、小さな声で「そう、後でおしえてね」など優しく言葉をかけてあげることも時には必要でしょう。

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A : やはり、2000年の「こども読書年」に続き、2001年に「こども読書活動推進法」が制定されたことが大きいと思います。この法律の目的は、子どもの読書活動に関する基本理念を定め、国や地方公共団体の責任を明確にし、子どもの読書活動を推進するための施策を進めて、子どもの健やかな成長を図ることを目的にしています。アピール文中に「子どもが本を読む国に、未来はかがやく」という部分があり、読書活動がいかに大切かを感じます。

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A : 低学年ですと長時間堪えられない場合もありますね。担任の先生でしたら、教室で時間を分けて読んであげることができるでしょうが、学校中が使用する学校図書館での読み聞かせは、一日に何度か分けて行なう事は、時間的にも無理があります。一冊の本は最初から最後まで読んであげることが理想ですが、でだしの部分や途中の一部分は簡単に説明するなど、短くする工夫も必要でしょう。また、日にちを変えて少しずつ読み聞かせていくという場合は、長いので半分読んで、残りは今度の図書の時間に読むことを、最初に話しておくと良いでしょう。突然途中でやめてしまうと、子供たちはがっかりしてしまいます。

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